滋賀県警で高齢ドライバーの出張相談窓口を開設

 滋賀県警で高齢ドライバーの出張相談窓口を開設高齢ドライバーによる交通事故の増加が懸念されることから、滋賀県警本部交通企画課高齢者交通安全推進室と運転免許課高齢運転者等支援係、各署が合同で県内のホームセンターや大型量販店などに臨時の出張相談窓口を開設した(写真)。

5月12日の南郷水産センター(大津市)を皮切りに、6月24日までに県内12カ所で実施。運転に不安を抱える高齢ドライバーやその家族からの運転免許自主返納高齢者支援制度の問い合わせや免許返納に関する相談などに対応した。

また、希望者には交通安全体験車・近江ふれあい号による「運転適性診断」や、認知症の疑いがあるかどうかを診断するスクリーニング機器を用いた「もの忘れ運転適性相談」を行い、高齢ドライバーに身体機能や認知機能の低下を自覚してもらった。