長野県軽井沢署が大相撲・御嶽海関を一日警察署長に委嘱

長野県軽井沢署は「軽井沢風越公園総合体育館」であった「押し出せ！特殊詐欺・交通事故」と題したイベントで、長野県出身の大相撲力士・御嶽海関を一日警察署長に委嘱した。

県警音楽隊のミニコンサートの後、御嶽海関は杉本勇一署長から委嘱状を受け取り、集まった400人に「すぐに捕まえるから、きょうだけは悪いことをしないようにね」と笑いを交えてあいさつ。署が特注した特大たすきを掛けてイベントに臨み、地元中学・高校生が作った特殊詐欺防止と交通安全の啓発ポスターに手形を入れて完成させたほか（写真）、署員との寸劇にも出演して「反射材を身に着けよう」「家族でマメな連絡を」と声を上げた。また、同署オリジナルの「だまされないぞ体操」を保育園児約100人と一緒に行うなど、精力的な活動で市民の防犯意識の向上に大きく貢献した。

この日の様子は県内のテレビや新聞でも取り上げられ、来場した市民にも「地元出身の御嶽海関を間近で見ることができ、特殊詐欺防止の方法や交通安全について関心を持てた」と大好評だった。