岡山県瀬戸内署で手作り防犯グッズ寄贈の女性に感謝状

岡山県瀬戸内署は、毎年同署に手作りの品を寄贈している管内在住の安木豊子さん（95）に対し、感謝状と記念品を贈った。

品物は、ペットボトルのキャップと丸く切った台紙に、手芸用の糸を巻き付けて作った「マスコット帽子」。安木さんは「地域住民の安全・安心のために警察で役立てていただければ」と3年前から寄贈を始め、今年は175個を贈った。

早速、同署では「交通事故防止」「特殊詐欺防止」「少年非行防止」などと書いたプレートをマスコット帽子に取り付けてアレンジ（写真）。“帽子（防止）”効果にあやかり、高齢者らを中心に啓発グッズとして活用している。贈呈式で渡邉研二署長が「これからも安全・安心なまちづくりに協力してください」と感謝状を手渡すと、安木さんは「今後も続け、少しでも地域に貢献したい」と話した。