宮城県鳴子署で詐欺防止のオリジナルソングを披露
宮城県鳴子署と大崎西部地区防犯協会連合会が主催する「年末・年始特別警戒出動式」で、署員有志で結成されたバンドグループ「なるちゃんバンド」が、オリジナルの防犯ソング「騙されちゃ~ダメダメ」を初めて披露した(写真)。
県警音楽隊の所属経験がある次長が作詞・作曲を担当。「特殊詐欺の被害者をこれ以上出さないように」との願いを込め、詐欺手口を記憶にとどめてもらえるよう口ずさみやすい軽快なリズムにした。歌は5番まであり、1番は「騙されちゃダメダメおばあちゃん、電話でお金を今すぐ頼む、信じてダメだよ冷静に、オレって誰なの孫じゃない」の出だしから、各種詐欺の手口について盛り込んでいる。
出動式では、アルトサックスを演奏する次長をはじめ、ドラム、ギター、キーボードを演奏する若手署員が軽快な音色を奏でた。ボーカルを務めた署員2人は両手で「ダメダメ」と振り付けを交え、防犯協会のメンバーら約40人と一緒に合唱した。