福岡県早良署が福岡タワーで初動対処訓練 無差別殺傷事案を想定し

福岡県早良署が福岡タワーで初動対処訓練 無差別殺傷事案を想定し福岡県早良署は10月30日、国内外の観光客が多数訪れる福岡タワー(福岡市早良区)で、刃物所持者による無差別殺傷事案を想定した初動対処訓練を行った。約70人が参加した。

施設側からの強い意向を受け、警察と施設職員による合同訓練として初めて実施。「客を装ってタワー内に侵入した2人組が展望階や地上1階エントランスで、携帯した刃物で観光客や施設職員を次々と襲い、多数の負傷者が出た」との想定で行われた。

現場に駆けつけた警察官は施設職員から情報を聴取したうえで捜索と犯人制圧に当たり(写真)、負傷者の初期救護も行った。