兵庫県川西署がお笑いコンビ迎え自転車の安全利用等訴え

兵庫県川西署がお笑いコンビ迎え自転車の安全利用等訴え兵庫県川西署は9月21日、猪名川町の「ふるさと名誉PR大使」を務めるお笑いコンビ「アキナ」の秋山賢太さんと山名文和さんに一日警察署長を委嘱し、車両出発式を行った。2人は自転車に乗り、パトカーや白バイ等を先導した(写真)。

岩田克之署長があいさつで「スベること(スリップ事故)の怖さをよく知っているので、交通事故防止運動の一日警察署長として2人以上の適任者はいない」と話すと、山名さんは「M-1のことはほっとけー」と返し、会場の笑いを誘った。一方、質問コーナーでは秋山さんが動物との衝突事故の体験談を交え、来年4月の道路交通法改正を解説。県立猪名川高校などの吹奏楽部の演奏でダンスを披露した後、山名さんが「きょう一日は、自転車の手放し運転を見たら逮捕します」と高らかに宣言し、式典を締めくくった。

式には多くの来場者が訪れたほか、地元テレビや新聞でも取り上げられ、効果的な広報啓発活動となった。