北海道警が多重事故に備えた車両救助講習 消防職員を講師に

北海道警が多重事故に備えた車両救助講習 消防職員を講師に北海道警は、札幌市南区にある機動隊の敷地内で8月25~26日、消防職員による車両救助講習を開いた。広域緊急援助隊から43人、緊急災害警備隊から8人の合計51人が参加。白老町消防本部から招へいした職員が講師を務めた。

大規模地震を始めとする各種災害や多重事故等の発生に備え、両隊の要救助者の救出救助に関する知識と技術の向上を図る目的。

訓練では、横転した車両や衝突により重なった車両からの救助等の複数想定に基づき、トラック等の高重量の車両に対する安定化、ドアが開かない場合等における迅速な破壊等の要領を確認。実際の車両を使って装備資機材の活用等について指導を受けるとともに(写真)、約10人の班に分かれて訓練を行い、知識や技術の定着を図った。