高齢者の安全運転相談促す 奈良県警が公民館に出張窓口を開設
奈良県警は橿原市の白橿地区公民館に安全運転相談の出張窓口を開設した。高齢者が安全運転について相談できる機会を設け、利用者の増加につなげる取り組みだ。
本部運転免許課員や橿原署交通課員の指導で、地域の高齢者30人が参加。タブレットを用いた認知機能検査模擬受検をはじめ、運転能力診断ソフトやクイックアーム、クイックステップ等の交通安全教育資機材を活用した体験に取り組んだ(写真)。参加者は記憶力や判断力、反射神経などを楽しみながら確認した。
また、警察官による安全運転相談ダイヤル「#8080」や自主返納制度の周知、反射材の啓発なども行われた。参加者からは「タブレット式の認知機能検査を体験できて良かった」「再チャレンジしたら反射神経の結果が良くなった!」「運転に不安を感じたら『#8080』に相談する」と好評だった。