詐欺急増受け 京都府警が国際電話の利用休止へ緊急対策
特殊詐欺被害が急増するなか、京都府警は国際電話の利用休止を促す緊急対策に乗り出した。警察が特定した犯行電話の7割以上で、国際電話が使われていたためだ。
毎月15日を「国際電話利用休止申込み支援強化デー」に指定し、府内の市役所や商業施設に休止手続の支援ブースを設けるなど、取組を強化している。
対策開始初日の5月20日には、府知事と府警本部長が連名で「今、止める。サギ電話~国際電話利用休止作戦~」との緊急メッセージを発信(写真)。緊急対策は、全国地域安全運動最終日の10月20日まで続ける。