福井県警が「安全・安心プログラム」を策定 詐欺やトクリュウ対策を強化
福井県警は4月24日、県公安委員会、県と共同で「安全・安心ふくいプログラム2025-2026」を策定した。期間中の2年にわたり、基本目標をもとに各種の取組を推進するもので、今回は急増する特殊詐欺や匿名・流動型犯罪グループ対策、高齢者の死亡事故防止に重点を置いている。
同プログラムは、県民が安全で安心して暮らせる福井の実現に資するため、2003年以降、情勢に合わせて2年ごとに策定されている。内容の検討に当たっては、県民に対する意識調査を実施。県警等が推進する施策と県民の意識に乖離がないかを確かめつつ、不安に感じることや要望も取り入れて仕上げている。
基本目標は、子供・女性・高齢者を犯罪から守ること、重要犯罪の検挙率100%、年間交通事故死者数20人以下の実現など。