山口県宇部署がテロ対策パートナーシップ会議 関係機関との結束を強化
山口県宇部署は、関係機関・団体や民間事業者など48の機関・団体等が加盟する「テロ対策宇部・山陽小野田地区パートナーシップ」の会議を開いた。「大阪・関西万博」期間中の各種テロ対応に万全を期すため、構成員の国際テロに対する危機意識向上や結束強化を図る目的。33機関・団体等の34人が出席した。
県警本部の国際テロ対策担当者が、国際テロの情勢や脅威、ローン・オフェンダーの危険性等を説明。署の担当者からは、両地区における昨年中の活動概況報告や今後の活動方針等の情報を共有した。
また、構成員には先端技術を研究・開発する企業や団体も含まれることから、県警本部の経済安全保障対策やサイバー攻撃対策の担当者から先端技術を始めとする技術情報等の流出防止を呼びかけた。