住宅強盗対策 埼玉県小鹿野署長が高齢者宅の安全性を診断
埼玉県小鹿野署は、警察庁が所管する日本防犯設備協会認定「防犯設備士」の資格を持つ署長による住宅診断を実施した。
近年、関東近郊で住宅強盗被害が発生している。同署は管内に山間奥地で暮らす住民も多く、実際に現地に出向いて住民の防犯対策状況をチェックする必要があると考えたことから、防犯診断の希望者を県警ホームページで募ったという。
この日、佐藤忍署長は茂木克弥生活安全課長とともに小鹿野町内の独居高齢者宅を訪問。玄関や勝手口、窓、庭、駐車場等をチェックし、同所に住む80歳の高齢女性に対して、住まいの安全性に関する評価や改善策の提案を行った(写真)。