捜査用似顔絵を外国語で 大阪府警が作成シート開発
多くの外国人が訪れる大阪・関西万博を前に、大阪府警本部鑑識課では(公財)大阪国際交流センター等と協働し、「似顔絵・姿絵用外国語特徴シート」(写真)を全国に先駆けて作成した。英語、中国語、韓国語、ベトナム語の4カ国語に対応している。
同シートでは、犯人の顔の輪郭や髪型などの情報を日本語での会話を介さず入手できるように、選択式の各項目に翻訳文を併記。一部には説明用のイラストも盛り込んだ。日本語での意思疎通が困難な外国人の犯罪被害者等からも犯人の情報を入手し、捜査用の似顔絵を早期に作成することができる。
2月20日には、同センターらの貢献を称える感謝状が贈呈されたほか、PRのイベントをJR大阪駅構内で行い、広報活動を展開した。