災害警備活動の指揮能力向上へ 山形県警が震災時の宮城県警本部長による講演開く
山形県警は、東日本大震災発生時に宮城県警察本部長として災害警備の陣頭指揮を執った竹内直人氏(NPO法人災害時警友活動支援ネットワーク代表理事)による講演「災害警備指揮の重要性と警察職員の安全確保~東日本大震災を経験して~」を開いた(写真)。
水庭誠一郎本部長以下、所属長級幹部らが受講。7月25日からの記録的な大雨が県内各地に甚大な被害をもたらしたことを受け、特に幹部職員の災害警備活動に関する指揮能力の向上を図るとともに、県民の安全安心と災害に対応する警察職員の安全確保の双方に万全を期することを目的とした。
竹内氏は講演で、災害警備本部における指揮の考え方のほか、災害時の広報・情報提供、避難誘導等について、当時の状況を振り返りながら熱く語った。