「たぶん、日本で一番平和」 高校生制作のポスターを犯罪抑止啓発に活用
青森県三戸署管内の高校生の制作したポスターが、署の犯罪抑止啓発広報に採用され、各所で話題を呼んでいる。
高校の授業の課題で出された「町の魅力発信」というテーマについて「『日本で一番平和』なことがこの町の魅力」と考えた生徒から、同署に協力の依頼が舞い込んだ。ポスターでは見守り活動中の警察官をイメージして、青空の下、小学校校舎をバックに後ろ姿の署員がピースサインをしている姿を撮影。写真の上には「たぶん、日本で一番平和」「まじ安心 青森県三戸町」というキャッチコピーを重ねることで、誰からも親しみやすい作品に仕上げた(写真)。高校生ならではのユニークな切り口に、関係者からも「犯罪を思いとどまらせ、住民をほっとさせる」と評判は上々だ。
同署では、教育委員会や少年補導協力員協議会の協力を得て、管内の公共施設や金融機関等に同ポスターを掲示するほか、クリアファイルも制作するなど警察広報に広く活用し、地域の見守りや防犯意識の高揚に役立てることとしている。