愛知県江南署で高齢者対象の交通安全講習会

愛知県江南署では、管内の交通事故死者数の増加に歯止めをかけようと、高齢者を対象とした交通安全講習会を江南自動車学校で開いた(写真)。

講習会には、管内の老人クラブから約50人が参加。交通死亡事故被害者の特徴として多くみられる「高齢者」「横断中」「歩行者」「自転車」といった要素に重点を置き、「歩行シミュレーター」と「自転車シミュレーター」を活用した参加型の内容とした。

また、同署では管内の高齢者による交通安全川柳を募集していることから、大口川柳クラブの講師を招き、交通安全川柳についての講習も併せて行った。
講習会でシミュレーターを体験した参加者は「横断するタイミングが合わずに衝突してしまいました。身体能力の低下を感じました」と話すなど、講習会での体験を通じて、交通安全意識の向上が見られていた。