愛知県半田署が「第九回はんだ山車まつり」で雑踏警備 約420人体制で観客の安全図る

愛知県半田署が「第九回はんだ山車まつり」で雑踏警備 約420人体制で観客の安全図る愛知県半田署は10月28、29日に半田市で開かれた「第九回はんだ山車まつり」で雑踏警備に従事した。延べ約420人の体制で取り組み、警備の基本方針を達成するなど、警備を成功裏に終えることができた。

はんだ山車まつりは、保存会が中心となり、昭和54年から5年に1度開催されている、市民や企業、行政の総力を結集した知多半島最大のイベント。31輌の山車が会場に集結する眺めは壮観で(写真)、新型コロナの影響により6年ぶりの開催となった今回は、2日間で約55万人(主催者発表)の観光客が訪れた。

同署では、6月から地域課を中心としたプロジェクトチームを編成。「安全確保を主とした雑踏警備の推進」「円滑な交通環境の確保」「暴力団及びその関係者の排除」を基本方針に、市や実行委員会との連携を強化し、会議等を通じて意見交換を重ねてきた。さらに合同実地踏査により、安全措置に不備が認められた場合は是正措置を講じるよう要請するなど、安全指導を強力に推進した。