愛知県千種署が女子バレー部員と「交通事故ブロック」キャンペーン

愛知県千種署は名古屋商業高校の女子バレー部員19人を一日警察官に委嘱し、名古屋市千種区の地下鉄池下駅で「『交通事故をブロック』キャンペーン」を実施した。

宇佐美孝一署長から委嘱状を受け取った生徒は、ユニホームや制服の上に「一日警察官」のたすきを掛けてキャンペーンに参加。駅構内を行き交う人たちに「交通事故をブロック」と書かれたポケットティッシュを配布し「一緒に交通事故をブロックしましょう」と、爽やかに呼び掛けた（写真）。生徒は「安全運転を呼び掛ける自分自身が、まず交通事故を起こさないようにしなければならないので、身が引き締まる思いだった」と話した。

千種区内では道路横断中の歩行者が被害に遭う事故が増加しており、この種事故防止にはドライバーへの広報啓発が重要となる。同署は引き続き、歩行者保護、特に高齢歩行者の対策を強化し「一人でも悲惨な交通事故負傷者が減るようにしたい」としている。