埼玉県警で女子大生対象に性犯罪被害防止の防犯指導
埼玉県警本部生活安全総務課防犯指導班「ひまわり」と飯能署は日高市にある埼玉女子短期大学で、痴漢や盗撮などの性犯罪被害防止の講話と護身術をあわせた防犯指導を行った。痴漢撲滅キャンペーン期間(1~15日)に絡めた取組みで、学生の防犯意識を向上するねらいがある。1年生約270人が受講した。
講話では、性犯罪被害の現状について説明するとともに、電車内で痴漢等に遭わないための対策を指導。匿名の相手に会うことや闇バイトに関わることなど、SNSに潜む危険性についても警鐘を鳴らした。
参加した学生は、スマートフォン操作やイヤホンなどの「ながら歩き」をして被害を疑似的に体験した(写真)。