大阪府池田署で小学校の不審者対応訓練を実施
大阪府池田署は大阪教育大学附属池田小学校で校長以下教職員などが参加する不審者対応訓練を行った。
同校で2001年6月8日に発生した無差別殺傷事件以降、定期的な訓練を行っており、今年は6月8日の「追悼の集い」を前に実施。危険度別の訓練では、教職員が防犯ホイッスルで「緊急事態」を周囲に知らせ、校舎内の至る所に設置された刺股を活用し、不審者を壁の一角に追い詰めて制圧した(写真)。
講評の後には、体育館に場所を変え、署員の指導で刺股と護身術の訓練も。校長はじめ教職員の真摯な取組姿勢からは「自分自身の命を守りながら子供の命も守る」との強い信念と、「絶対に児童を守り抜く」との気概がうかがえた。