宮崎県延岡署と大分県佐伯署が災害の相互協力協定結ぶ
県境を挟んで隣接する宮崎県延岡署と大分県佐伯署は防災週間の取組みで「大規模災害等における相互協力に関する覚書」を締結した(写真)。両県にまたがる大規模災害に備え、災害発生時の情報の共有化を図り、より迅速な警察活動を推進することが目的。九州では初めての取組みとなる。今後、両署は日頃からの連携を密にし、県境をまたぐ広範囲で大規模災害が発生した場合には、道路の損壊や交通規制情報、公共交通機関の運行状況や被害状況、県境周辺の災害情報、被災地域での犯罪発生情報などを共有し、より迅速な警察活動を推進していく。また、年1回以上の連絡会を開き、平時からの情報共有を図る。