兵庫県警が県内各署で災害警備訓練を実施

兵庫県警が県内各署で災害警備訓練を実施兵庫県警本部災害対策課は2、3月中、県内各署と雪崩等雪害に対する救出救助訓練や地震を想定した災害警備訓練を行った。

2月24日は氷ノ山国際スキー場で、南但馬署や南但馬消防本部養父消防署、養父市との合同訓練を実施。要救助者がバックカントリースキー中に雪崩に巻き込まれたとの想定で、雪上歩行やゾンデ棒を使用した探索(写真)、要救助者の搬送、緩斜面でのロープレスキューなどの訓練に取り組んだ。

27日は、美方署と美方郡新温泉町の解体予定施設で災害警備訓練を行った。地震により家屋に要救助者が取り残されている状況を想定し、災害用警備資機材を用いた救出救助に当たった。同署とは翌28日にも、兎和野高原で雪害対処能力の向上を目的とした訓練を行い、雪上歩行や簡易テントを設営するビバークの要領について確認した。