福島県警のなりすまし詐欺未然防止のマイスターピンバッジが完成
福島県警が2017年から運用する「なりすまし詐欺未然防止マイスター制度」で、認定事業所に交付する「マイスターピンバッジ」(写真)が完成した。県内の認定事業者を代表し、2月15日、マイスター認定事業所第1号の「東邦銀行」本店営業部で交付式が行われた。
制度では、なりすまし詐欺(特殊詐欺)被害を1年間に2回阻止した金融機関やコンビニなどの事業所をマイスター事業所に、個人をマイスターに認定する。これまで事業者には記念盾、個人には認定証と記念品を授与していたが、新たに製作したピンバッジを活用してもらい、認定事業所での活動の活性化につなげるねらいだ。主に窓口担当者などが装着し、店舗利用客の安心感の醸成と警戒意識の高揚を図っていく。
式当日は年金支給日で、窓口担当者が胸元に付けて来客対応に当たった。職員は「お客さまの目に付くので詐欺防止を訴える良い機会になる。マイスター事業所の一員として今後も未然防止に努めます」と意気込んでいた。