神奈川県警で運転免許本部職員にユニバーサルエスコートマナー講義

神奈川県警で運転免許本部職員にユニバーサルエスコートマナー講義神奈川県警本部運転教育課は運転免許本部の職員約50人を対象に、運転免許センターで「ユニバーサルエスコートマナー講義」を実施した。免許更新窓口や高齢者講習など日常業務のなかで日々増加する高齢者の応対を円滑・的確にするため、高齢者の特性や思考に理解を深めるねらい。

県警と高齢運転者等支援協定を結ぶ神奈川トヨタ自動車(株)のユニバーサルモビリティ部長・都丸美里氏が講師を務め、職員らは高齢者身体機能疑似体験で、高齢者の身体的機能の特徴である「関節の曲がりづらさ」「視野の狭窄」などを体験できる器具を装着。細かい作業や歩行といったちょっとした日常動作の大変さを体感し(写真)、「慌てさせないこと」「高齢者の心情に寄り添う」といった心を傷つけない応対方法などを学んだ。