神奈川県警で交通・地域警察官向けに高齢運転者支援専科を実施

 神奈川県警で交通・地域警察官向けに高齢運転者支援専科を実施神奈川県警は県内各所属の交通・地域部門に勤務する警察官20人を対象とする「高齢運転者支援専科」を県警察学校由野台分校で実施した。

年間教養計画として、高齢運転者に特化した専科を行うのは県警で初めて。各署や交通部執行隊から選抜された警部補・巡査部長20人が入校し、激増する高齢運転者に関する諸制度や加齢に伴う身体・認知機能の低下に理解を深めた。各所属での警察事象の取扱いに役立てるのがねらいだ。

入校カリキュラムのなかで、県警と高齢運転者等支援協定を締結している神奈川トヨタ自動車(株)の役員を招いた「ユニバーサルエスコートマナー講義」も開かれ、入校生は高齢者身体機能疑似体験・ユニバーサルエスコートマナーの基本などを体験・受講した(写真)。