高知県高知署の新庁舎が都市美デザイン賞に選出
高知県高知署の新庁舎(写真)が高知市内の良好な景観の形成に貢献している建築物などを表彰する第38回高知市都市美デザイン賞(一般建築部門)に選ばれた。
同署新庁舎は県内警察署の規模としては最も大きく、昭和・ハウジング総合共同企業体の設計、清水建設・大旺新洋特定建設工事共同企業体の施工により、高知市の玄関口の高知駅西隣に完成した。
受賞理由として
- 敷地いっぱいに建てられた長方形の建築物だが、コンクリート製の軽快なフレームが建物の重量感・圧迫感を軽減している
- 1階外壁の石灰岩や上層階の軒裏等に使われた木材に高知県産材を使用し、高知らしい建築として優れている
- 1階は路面からやや高い位置にあるが、外から見える位置にエレベーターが設置され、ユニバーサルデザインに配慮されている
などが挙げられ、高い評価を得たという。