宮城県白石署と福島県福島北署が県境での交通安全キャンペーン実施

宮城県白石署と福島県福島北署が県境での交通安全キャンペーン実施宮城県白石署と福島県福島北署は県境に位置する自治体や交通安全協会などと協力し「みやぎ・ふくしま県境キャンペーン」と銘打った街頭啓発活動を行った。国道4号線の県境(宮城県側)を通行する車両ドライバーに白石・桑折地区の特産品(白石温麺、桃ジュース)などを配り、安全運転を呼び掛けた。

このキャンペーンは、2001年5月に発生した交通死亡事故を契機として開始。事故では、福島県伊達郡国見町の国道4号線でワゴン車とトラックが正面衝突し、ワゴン車に乗っていた5人のうち3人が亡くなっている。同年から、両県側で交互に実施していたが、2019年(福島県)以降はコロナ禍の影響で見送りとなっていた。

キャンペーンでは、交通関係団体の協力による人垣作戦で、「高齢者を やさしく守る 運転を」と書かれたのぼり旗、「飲酒運転根絶」のハンドボードを掲出(写真)。ドライバーは「交通事故に気を付けて運転したい」と話していた。