宮崎県西都署がタクシー事業者に「高齢者見守りカード」を交付
宮崎県西都署は、うそ電話詐欺や交通事故の被害から高齢者を守るため、署員が考案して製作した「高齢者見守りカード」を管内タクシー事業者3社に交付した。
同署が4月から推進中の「高齢者を守るプロジェクト2018」の一環で、カードの大きさはA5サイズと名刺サイズの2種類(ラミネート加工)。女性職員がデザインした女性警察官のイラストが描かれ、詐欺や事故に遭わないように注意を呼び掛ける文言が記載されている(写真)。
各カードは現在、タクシー利用者の目に止まりやすい助手席ヘッドレストの後部などに掲示されている。同署は「社会全体の高齢者を見守る機運が高まれば」と期待を寄せている。