広島県世羅署が夏祭りで防犯・事故防止を呼び掛け
広島県世羅署は管内の甲山地区で行われた夏祭り「甲山廿日えびす」に参加し、防犯や事故防止を呼び掛けた。
同祭りは、江戸時代から300年以上続いている伝統行事で、地元の若連中が役者に扮して芝居を演じる「仁輪加狂言」が人気。当日は署員も役者となって楽車を引いて町内を練り歩き、路上を舞台とした即興劇「遠山の金さん」を披露した(写真)。
金さんが特殊詐欺を企てた悪党を裁き、悪党が渋々謝罪する様子に「半謝罪(反射材)じゃわいなー」と落ちをつけて詐欺被害防止と反射材の着用を呼び掛けると沿道から笑いも。市民から大きな声援も浴び、署員は充実感に満ちた表情を見せていた。