警察教育技法の重要性に理解を 群馬県警が警大教授迎え研修行う
群馬県警は10月27日、警察大学校教官教養部の小松秀樹主任教授を招へいし、「伝わる授業をするために」と題した研修を警察学校で実施した(写真)。警察教育技法の重要性について理解を深めてもらうことを目的としたもので、年度内2回目の開催。
専科教養を担当する職員等102人が受講。「『伝える』『伝わる』双方向の授業」「適正な授業時間の管理」「パワーポイントに見る『伝え方』」などについて、担当者としての心構えや相手に伝える・伝わる方法等を説明した。
小松主任教授は「教養担当者の『伝えたい』という感情に始まり、最終的に相手が行動に移したことで『伝わった』ことになる。授業では『ここだけは伝わってほしいこと』を意識し、教養担当者の経験等をもとに、生きた言葉で伝えること」などと、相手に伝えるための基本となる心構えについて語った。

