男女共同参画意識向上へ 群馬県警が幹部向けの研修会
群馬県警本部は9月12日、幹部職員を対象に男女共同参画意識の向上に向けた研修会を開いた。共愛学園前橋国際大学地域共生研究センター研究員の前田由美子氏を迎え、対面とオンラインで倉木豊史本部長以下計118人が受講した。
前田氏は講演で、「男女共同参画を進めるには性別役割分業意識からの脱却が必要」と指摘。「男性は仕事、女性は家事と育児」という従来の考えは、幹部の世代に根強く残っていることが多いが、若者世代にとっては違和感となるだけでなく、ハラスメントの要因や「選ばれない組織」につながるとの弊害を強調して訴えた(写真)。


