魚釣り系YouTuberが水難事故防止を呼びかけ 沖縄県本部署の広報官に就任

魚釣り系YouTuberが水難事故防止を呼びかけ 沖縄県本部署の広報官に就任沖縄県本部署は、管内の伊是名島に住むYouTuberの神山慎太朗さんに「水難事故防止海あっちゃ~広報官」を委嘱した(写真)。任期は今年度末まで。「海あっちゃ~」は、直訳すると「海を歩く人」となるが、今回は「海を知り尽くす人」という意味で使われている。

神山さんは「釣り カミヤマライトゲーム」というチャンネル名で活動している、登録者13万人超えの魚釣り系YouTuber。週3回の頻度で釣りや海にまつわる体験や豆知識などの動画を投稿しており、すでに同チャンネルでは水難事故の原因や釣りをする際の注意事項、ライフジャケット着用の重要性などを話題に取り上げるなど、精力的に広報活動を行っている。

動画の視聴者からは「これから水難事故が増える季節なので注意します」とのコメントがあったほか、ライフジャケットの着用に賛同するコメントも散見されるなど、県内のみならず全国から好意的な意見が数多く寄せられている。新たな広報官の活躍により水難事故防止の意識醸成が図られており、水難事故ゼロを目指す署員の原動力となっている。