千葉県警がテロ対策ネットワークの総会 官民の連携強化目指し
千葉県警本部で5月12日、官民一体でテロに強い社会づくりを目指す「テロ対策ネットワーク・CHIBA」の総会が開かれた。
ネットワークには約100の事業者・団体が加盟する。総会には、テロの標的やテロに利用されるおそれのある事業者、県警幹部など約200人が参加し、危機管理対策に関する情報の共有に努めた。青山彩子本部長は冒頭、サイバー攻撃などの脅威に注意を呼びかけた。
総会では、犯罪心理学者・東京未来大学副学長の出口保行氏が「攻める防犯という考え方『確証バイアスという罠』」と題して講演し、防犯対策における確証バイアスの罠を認識することの重要性について訴えた(写真)。