高齢者の自転車事故防止へ 反射シールの直接貼付活動

高齢者の自転車事故防止へ 反射シールの直接貼付活動 岐阜県各務原署は、昨年中に高齢者の自転車事故が多かった各務原市蘇原地区で、「高齢者交通安全ロゴマーク反射シール」(写真)の直接貼付活動を実施した。春の全国交通安全運動の主要行事の一つ。

シールは県警本部交通部が発案、各務原地区交通安全協会が作成したもの。自転車を利用する高齢者自身にも外出時の交通安全意識向上を図る一方、近くを走行するドライバーにも思いやり運転や意識の変化を促すことで双方の危険予測の徹底につなげ、高齢自転車利用者等の事故を減少させるねらいだという。

活動では同協会員と協力し、高齢者の乗用する自転車15台の後部泥除け部にシールを設置。高齢者からは「ドライバーが見れば安全運転してくれるので安心します」「反射材の機能もあるのでありがたい」との声が聞かれた。