高校生の自転車ヘルメット着用へ 岐阜県警が山本昌さんと啓発活動行う
岐阜県警と日本損害保険協会中部支部は、プロ野球で50歳まで現役を続けた元中日ドラゴンズ投手の山本昌さんに一日交通部長を委嘱し、交通安全啓発活動を行った。山本さんの知名度を生かし、高齢者の事故抑止と高校生の自転車ヘルメットの着用を強力に呼びかけた。
活動にあたり、同支部は、おもて面に夜間帯の反射材の着用(写真)、うら面に自転車ヘルメットの着用と全席シートベルトの装着を促すチラシを製作。活動当日、県警本部で同支部・岐阜損保会の西川太郎会長から交通部長に贈られた。
岐阜市立岐阜商業高校であった自転車交通安全教室では、山本さんは生徒へのメッセージとして「打者はヘルメットやフェイスガードをする。これは、ボールを当ててしまった投手の心的負担を軽減させるためでもある。通学途中に自転車事故に遭うかもしれない。自分と相手当事者のために、ヘルメットをかぶって被害を軽くさせてほしい」と力強く語った。