群馬県館林署がサイバーセキュリティの啓発ドラマを制作
群馬県館林署は、管内の重要インフラ事業者、先端技術保有事業者、中小企業等のサイバーセキュリティの向上を目的として、オリジナルの啓発ドラマ「サイバーインベイジョン」を制作した(写真)。全3部作で、いずれも県警公式YouTubeに公開されている。
ドラマのあらすじは「県内産業技術保有企業からの情報窃取を目論んだサイバー攻撃組織が、セキュリティ企業担当者として対象企業に侵入し、社内ネットワークを改ざんした。その結果、社内の端末がランサムウェアに感染し、海外への通信が発生するなどの障害が発生。警察と企業がOne Teamで事案対処にあたる」というもの。実際の事例等を参考にしながらストーリーを考えたことで、企業等を標的とするサイバー攻撃被害のリアルが感じられる内容となっている。
出演しているのは、過去に演劇やミュージカルで舞台経験のある職員や県警サイバーセンターの職員。署長監修の下、脚本や動画制作は、情報処理安全確保支援士でサイバー攻撃対策に長年従事した警務課員が一手に引き受けた。