万引き防止へ見せる警戒 防犯パトロール隊20団体でGメン結成
大分県宇佐署は、管内で昨年1年間に発生した万引きの認知件数が前年より大幅に増加したことから、防犯パトロール隊20団体による「USA万引きGメン」を立ち上げた。同署製作の「万引き監視者」と記載したアメリカンキャップをかぶった隊員が、食料品等の販売店に立ち寄り(写真)、「見せる警戒」で被害に歯止めをかける。
同署では昨年中、27件の万引き被害を認知した(前年比15件増)。発生場所は主にドラッグストアやコンビニで、警察官が積極的に立寄り警戒を実施したが、被害は収まらなかった。
こうした現状から、同署は管内の防犯パトロール隊に被害防止に向けた活動を依頼し、快諾を得た。活動では店舗側も一緒に店内の見回りなどを行う。