自転車競技の五輪代表選手が小学校でヘルメット着用を訴え

自転車競技の五輪代表選手が小学校でヘルメット着用を訴え静岡県伊豆中央署はパリ五輪自転車競技代表の太田りゆ選手に一日警察署長を委嘱し、小学校で自転車交通安全教室などを行った。

伊豆市立熊坂小学校の児童約50人を前に、太田選手は110番のかけ方などを啓発資料を用いて説明(写真)。自転車については「便利な乗り物だけど、扱い方を間違えるとすごく危険なものになってしまう。ヘルメットをちゃんとかぶりましょう」と呼びかけた。また、交通ルールのクイズにも参加し、会場は児童の笑顔であふれた。

教室の前には、太田選手が署員約70人に対する訓示も行い、五輪出場に至るまでの苦難や挫折の克服法などを語った。