テロ・災害対策で官民協力会の総会開く 今夏のアフリカ開発会議見据え

神奈川県警や県、電力、鉄道などの重要インフラに関わる事業者など延べ337団体からなる「テロ・災害対策神奈川協力会」の総会が横浜市南公会堂で開かれた。

14回目となる今回は245団体273人が出席。今年8月に横浜市内で開催される「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」のテロ対策に、官民一体で取り組むとの決意を新たにした。

藤木幸夫会長は「日本の平和を守り続けるため、先手を打つ必要がある」「警察を中心に地域を守る」などと強調。和田薫本部長はアフリカ開発会議には国内外から多数の要人の出席が見込まれることから「不法事案の未然防止を図りつつ円滑な交通対策等を推進し、会議の円滑な進行と県民の安心安全を確保する」と訴えた。