大阪府泉佐野署と大阪体育大が人的交流等で協定 防犯活動等で連携図る
大阪府泉佐野署は官学連携による安全・安心なまちづくりを推進するため、管内にある大阪体育大学と、人的資産の活用を基軸とした包括連携協定を締結した。双方が保有する人的資源の活用や交流を主軸とした警察署と大学の協定は、府警では初の試みだ。
今後、同署の側からは防犯講話等の手続きをインターネットを活用して簡略化するとともに、常に最新の情報を大学に提供する。一方、大学側には大学教授による受傷事故防止対策等に関する情報提供のほか、専門的知見に基づく運動理論の教授や実地指導、健康増進に関する講話などを依頼。警察官に必要不可欠な強じんな執行力の基盤強化につなげる。
さらに、ボランティアの高齢化に伴う後継者不足が喫緊の課題となっていた同署では、同大学の学生約20人に学生警察ボランティアを委嘱した。