釧路方面根室署で交通安全の願いを込めて園児と一緒にひまわりの種植え
北海道釧路方面根室署では根室カトリック幼稚園の園児が、交通安全の願いを込めて花壇にひまわりの種を植えた。
命の大切さを学び、交通事故根絶を願う「ひまわりの絆プロジェクト」の一環。
根室市は夏の平均気温が低く、7月でも最高気温が約10度までしか上がらない日もあり、平地でも高山と似た気候条件となる。今年は6月上旬に最高気温が20度に近付いたことから、6月8日から17日を期間とする春の行楽期の交通安全運動に合わせてプロジェクトの日取りを決めたという。
この日は、4歳から6歳までの園児53人が参加。根室署員が交通事故根絶のために「信号を渡る時は手を挙げて左右を確認してね」と呼びかけた後、昨年のプロジェクトで採取したひまわりの種を、園児たちが丁寧に花壇に植えた(写真)。最東端にある警察署である同署は、気温が低く、毎日のように強風や海霧がみられる。ひまわりの育成には過酷な環境だが、今年も大輪の花が咲くことを願って、園児たちは目を輝かせていた。