大阪府柏原署が詐欺被害防止の「錯視シート」をATM前で活用
大阪府柏原署は、管内の特殊詐欺被害根絶に向け、府警本部府民安全対策課考案の「錯視シート」を活用し、被害防止を図っている。
府下では昨年、特殊詐欺が劇的に増加し、柏原市でも特殊詐欺の認知件数は27件、被害金額は約4,800万円と、いずれも前年の約4倍という深刻な状況となっており、今回「錯視シート」の導入に至ったもの。
「錯視シート」とは、目の錯覚でイラストが立体に見えるシートで(写真)、ATM付近の床面に貼り、視覚に直接訴え掛け、還付金詐欺の被害を防止することを目的としている。