福井県警がDMORTと被災者遺族対応訓練 大規模災害の発生を想定
福井県警本部は11月22日、令和5年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練にあわせ、(一社)日本DMORT(災害死亡者家族支援チーム)と連携した被災者遺族対応訓練を実施した。
この日の訓練には警察職員(被害者支援要員等)32人、日本DMORT愛知県支部の会員など6人が参加。「福井県奥越地方で発生した大雨と地震により、河川氾濫、家屋倒壊等の大規模な複合災害が発生した」との想定に基づき、被災家族からの行方不明届出受理、行方不明者の特徴等の聴取(写真)、遺体の確認などの一連の活動に、ロールプレイング方式で取り組んだ。
また、県警はDMORTに対する派遣要請の手続きや、被害者支援要員の集中運用、現地対策室における任務内容などを確認した。