富山県警で熊出没時の対応研修会を実施
富山県警本部地域企画課は警察官が熊出没時の対応について学ぶ研修会を県警本部で開催した。
熊が県内各地に出没し、人身被害が相次ぐ。警察官も現場臨場時に熊と遭遇するおそれがあることから、熊の生態や警察装備品の効果的な活用方法などを学び、現場対応能力の向上を図るのがねらい。地域・生活安全各部門の警察官が受講した。
研修会には、11月1日から始まった環境省の「クマ対策専門家緊急派遣事業」を活用し、鳥獣保護管理プランナーとして登録されている部外講師を招いた。熊等の生態に関する説明があったほか、実演を交えた形の研修で、遭遇時における盾や熊撃退スプレー等を用いた受傷事故防止対策要領を確認した(写真)。