神奈川県警が質店等での強盗対策で官民合同の防犯会議開く
全国的に質店や貴金属店での強盗事件が相次いでいることから、神奈川県警は官民合同の強盗対策防犯会議を開催した。
県防犯協会連合会や県防犯セキュリティ協会、県コンビニエンスストア防犯対策協議会をはじめ、県質屋組合連合会、日本ジュエリー協会、全日本時計宝飾眼鏡小売協同組合など10団体の代表が出席。関係事業者が一堂に集まる、強盗対策に特化した防犯会議を開くのは初めてという。今年6月の川崎市幸区の時計店をはじめ、県内各地のコンビニや質店などで強盗事件が発生していることから、県警が強盗等の情勢や被害防止のポイントを指導し、事業者の防犯対策の強化につなげるねらいだ。
会議では、鈴木雅己生活安全部長が「より隙のない対策を進めていくためには、犯罪情勢や被害防止のポイントなどについて認識を共有することが大切。今回の会議を契機として連携を深め、強盗事件の被害防止に向けて取り組んでまいりたい」とあいさつした(写真)。