静岡県警でハラスメント相談対応の研修会開く

静岡県警でハラスメント相談対応の研修会開くハラスメントのない職場づくりを目指し、静岡県警はハラスメントの相談対応などの業務に従事する県警本部次席などを対象に研修会を開催した(写真)。

講師の警察庁・村木一郎犯罪情報分析官から、ハラスメントの種類やパワー・ハラスメントと「適正な指導」との線引きといった基礎知識についての講義があり、村木分析官は「警察組織では『失敗が許されない。他機関との交流が少ない』などの特徴から、ハラスメントが発生しやすい傾向にある」と指摘。こうした特徴を踏まえ、パワハラ防止の指導方法として、職員とのコミュニケーションの取り方やフィンランドの「KiVaプログラム」を活用した、傍観者をなくす取組みについて教示した。