神奈川県大和署が駅前広場で防犯イルミネーションを点灯

 神奈川県大和署が駅前広場で防犯イルミネーションを点灯神奈川県大和署は大和市内の電気工事業者など18社で構成される大和電設協会の協力で、大和駅前広場で防犯イルミネーション点灯式を行った。防犯効果があるとされる青色LEDの灯りで4本の木を飾り付け、市民の安心感の醸成を図った。

点灯式のゲストとして、横浜市出身でタレントの川村虹花さん(26)が一日警察署長に就任。複数の防犯ボランティアなど約50人が見守るなか、川村さんが「青の灯りで安心を、赤の灯りで安全を、点灯」と宣言し、神田一穂署長らと特製ボタンを押すと、イルミネーションが一斉に浮かび上がった(写真)。同署管内では特殊詐欺や自転車盗の被害が多発しており、点灯式後には啓発物品を配るキャンペーン、駅周辺地区での防犯パトロールもあった。川村さんは広報マイクを通して、詐欺被害に遭わないために録音機能の付いた電話機が効果的であること、無施錠での自転車盗被害が多く、施錠の徹底などを通行人に呼び掛けた。

川村さんは詐欺防止の啓発として「電話に出ないことが一番だけど、出てしまうのが現実。お金が関係する電話は詐欺だということを心に留めてほしい」と強調。来年も警察の防犯活動に協力したいと意欲的で「少しでも神奈川の安全・安心の力になれればうれしい」と話していた。