長野県警で通信指令・無線通話技能競技会開く

長野県警で通信指令・無線通話技能競技会開く第一線で活動する警察官の通信指令・無線通話技能を高めるため、長野県警本部通信指令課は12、13日の2日間、県下通信指令・無線通話技能競技会を開いた(写真)。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一昨年は中止、昨年はWeb会議システムに競技方法を変更したため、会場を設けての開催は3年ぶりとなった。

今年の競技会には、県内全22署から44人が出場。警察署通信室員役の選手が本部からの事件発生の無線指令を受けた初動指揮を、別室でその指令を受けた現場警察官役の選手が指示書に基づく無線通話のほか、被害者役からの事情聴取やPⅢ形データ端末による画像送信を活用した無線報告を行い、それぞれの技能を競った。