富山県警の山岳警備隊が秋山遭難救助訓練を実施
富山県警山岳警備隊は、9月12日から19日までの8日間、北アルプス剱岳一帯や黒部峡谷などで秋山遭難救助訓練を実施した(写真)。
同隊員23人と県消防防災航空隊員1人が参加。山域の状況や地形の把握、岩壁の登はんや峡谷の遡行技能・ロープ救助技術の向上に努めたほか、秋山警備に向けた体力・気力・チームワークの強化を図った。
訓練に先立ち、上市警察署で訓練出発式が行われ、布一幸雄地域部長が「誇りと使命感を持って『日本一』の称号にふさわしい精強な部隊としてさらなる高みを目指し、さらに強い山岳警備隊となってほしい」と訓示。同署の市井亮吉署長が山岳地帯を管轄する警察署を代表して隊員を激励した。