鹿児島県屋久島署が「ぐるっと」交通事故防止キャンペーン
夏の交通事故防止運動の期間中、鹿児島県屋久島署は県交通安全協会屋久島地区協会などと、屋久島町役場本庁舎前の県道で「ぐるっと屋久島交通事故防止キャンペーン」を行った。県内全体で交通人身事故が減少するなか、同署管内では前年よりわずかに増加していることを受けた取組みだ。
世界自然遺産の島「屋久島」は、約100㎞の県道が島を囲むように走っている。夏の強い日差しが照りつけるなか、「ゆっくり走ろう」などと書かれたハンドプレートを手に持った参加者約30人が「1件でも交通事故が減るように」と、県道を走るドライバーに安全運転を呼び掛けた(写真)。
通行車両は、速度を落としてハンドプレートの内容を確認しており、キャンペーン参加者から「交通安全啓発に効果があった」と好評だった。